外壁の種類、メリット・デメリット

初めまして!
こんにちは、代表の舘田です。

年度が切り替わりました!
「職場環境が変わった」「一人暮らしになった」など自分を取り巻く環境が変わった方も居ると思います。

住宅も環境のひとつですが
決して不変ではなく徐々にではありますが変化していくものです!
家具を一新するなどのプラス要素もあれば
経年劣化によるマイナス要素もあります。
そのため、築10年程でリフォームや外壁の張替えをする事もあります。
そこで、私が専門とする外壁について、リフォームをお考えの方はもちろん新築を検討中の方にお役立ちできる情報をお話していきたいと思います。

まず初めにそもそも外壁を張るメリットをお話します。
外壁を張る理由は主に住宅を雨などの水を防ぐ役割と耐火性が一番の理由です。(シンプルですが笑)
他にも、意匠性や遮音性、断熱性能などがあります。
そこで「どんな種類の外壁があるのか」「張った後のメンテナンスは必要なのか」といった疑問点を解決していきたいと思います。

外壁(サイディング)の種類とメリット、デメリットについてお話します。
現在、多く使われているのは大きく分けて以下の3つです。

・窯業系サイディング

・金属サイディング

・樹脂サイディング

これらについて、順番に説明して行きます。

また、これらの外壁は2000年代頃から普及し始めたものでそれ以前に使用されていたモルタルと比べ格段に施行スピードが向上する事によりコストダウン繋がりました。
それに加えて職人の技術の差による品質の上下も少なくなったことが背景にあります。


〜窯業系サイディング〜

現在、日本で最も多く使用されているサイディングです。
窯業系サイディングの主成分はセメントに繊維質を織り交ぜたものを板状に成形したものです。

メリット

・デザインが豊富な為、好みに合わせやすい

・耐火性、耐震性に優れる

・比較的低コストで施行できる

・近年では空気清浄効果のあるサイディングもある

デメリット

・メンテナンスを定期的に(約7年程度)行う必要がある

・劣化が進むと凍害など発生してしまう

 

〜金属サイディング〜

ガルバリウム鋼板やステンレスなどの金属が使われた外壁です。

メリット

・外壁本体が軽いため既存の外壁の上に張ることができるため、リフォームの際に低コストに抑えることが出来る

・定期的なメンテナンスが必要ない

・凍害による劣化がないなど、天候の変化に強い

デメリット

・使用する部材が多く比較的高コスト

・傷がつきやすく、積雪地であれば雪により凹むこともある

・海の近い場所では塩害により錆びることもある

 

〜樹脂サイディング〜

日本ではあまり使われていませんが、アメリカなどでかなりシェアされている外壁です。

メリット

・樹脂で成形されたサイディングのため、劣化しにくく塩害や凍害が起きにくい

・ノンシーリングのため定期的なメンテナンスが必要ない

・本体が軽いため金属サイディング同様重ね張りもできる

デメリット

・窯業系や金属サイディングよりもデザインが少ないため選択肢が限られる

・メーカーが少ないということもあり施工業者が少ない。

・金属サイディングと比べコストが大きい

 

以上、各サイディングのメリットとデメリットについてお話しました。
それぞれのサイディングに一長一短があるので自分の住む地域や見た目、コストなど色々含めて考える必要があるのでサイディング選びも中々難しいですよね…

また、今ご紹介したのはほんの一部です。
他にも木で出来たサイディングや押出成形セメント板というアパートなどの高階層の建物に使われるサイディングなど、他にもたくさんあります。

ここまでご拝読して頂きありがとうございます😊
メンテナンスを外壁の塗り直しやシーリングの打ち換えのみにするのも1つの選択肢ですが、ぜひ心機一転を図り外壁の張替え、重ね張りを検討されるのもいかがでしょうか?
また、工務店によって得意とする外壁の違いやオリジナルサイディングがあります。新築を検討中の方はそういった視点でも考えてみてはいかがでしょうか!

これからもたくさんの情報をお伝えしていく予定です。もっと詳しく聞きたいことや何かご不明な点などありましたらお気軽にご連絡ください!
以上、ありがとうございました。


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